2017年2月5日日曜日

もう驚かない Husqvarna 250WR

リア周りの整備に続き、フロント周りの整備に入ります。


フォークシールは新しいものに打ち替えてあるようです。

摺動させても全く漏れてきません。 全くね。。



ハスクのフォークはトップキャップが2重構造になってて、上側だけ外すことでインナースプリングをセットしたままオイルが入れられるようになってますね。

レース現場での交換が少しスピーディーに行えるかも。
これはマネしたいポイント!


で、まぁ、フォークオイルを抜くのにひっくり返したわけですが、、


出てきません笑 全く!


そんで、ステムはゴリゴリのガチガチ~


えいっ!このやろう!!

よく見たら、ステムシャフトのネジ部やステムナットも塗装されてる。

おそらくフレームから外さずに付けたまま塗ったな!このやろう!!


塗装されたうえにガチガチに締まってたステムナットを外すと


カッチカチのカラッカラに乾燥したグリスで覆われたベアリングが出てきました。


幸いなことにレースに虫食いは無し


トップの裏側。。泥の上から塗装されてる!お見事!!


そんなカリッカリのグリスをかき落とし



新しいグリスを充填して組上げ。


フォークは油量が解らなかったので、近い径のフォークを参考にしてちゃんとオイルを投入しました。



ちゃんとね。



これはフロントハブ。

ベアリングの上になんだか小汚いワッシャーが入ってるなと。


外してみると、2枚のワッシャーの間にスポンジらしきものが挟まってる構造。

おそらく、オイルシール。

スポンジが完全に朽ちてて、これではシールできない。

ブレーキの効きがとても甘かったのは、これが原因でしょう。


こんな薄いオイルシールは規格品がないので、リアと同様に接触タイプのシールドベアリングに交換しておきます。


しっとりしていたブレーキシューは張り替えでリフレッシュ!


左右上下の動きもスムーズ、ブレーキもまだ当りを出していませんが、ちゃんと効いています。

これが普通。

いろいろあり過ぎて、驚くというよりも面白かったです♪

さーあともう少しだ!



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