2016年8月1日月曜日

実に香ばしい SUZUKIのTS90の外装補修

本日はTS90の外装補修のお話。

ちょっと長いけど大丈夫!

呑みながら書いているので眠くなって無口になるから~

では、皆様もビール片手にどーぞー♪かんぱーい♪♪


YAMAHAのDTやHTに比べてシュッとした印象のSUZUKIのTS90タンク

メタリックなグリーンも70'Sな印象でカッコイイ

塗装もいいヤレ具合なので、中だけしっかり処理しておきます。


錆取りの花咲かGと、錆とピンホール対策のワコーズ・タンクライナー

もう鉄板ですね。


花咲かGで錆取りしたら、一か所だけ穴が出てきました。

そんなに大きな穴ではないので、ハンダで処理しておきます。


圧検して漏れがないか確認したのちに、タンクライナーで仕上げておきました。

タンクは特に手こずることなく終了。

しかーし

外装関係で一番の問題はこいつです。


ハンバーグでもなく、パンでもなく、笹かまでもありません。

シートスポンジです。


50年前のスポンジはカッチカチで触ると粉になってしまいます。。

粉になるくらいの古いウレタンスポンジってとても香ばしい良い匂いがするんですよね。

※これは個人の感想であり、感じ方には個人差があります笑


表面だけならまだしも、裏も中までもカチカチ。

ほんと匂いはいいんですが、これを再生するとなると大変です。


そんなカチクソシートに対し、鉄のシートベースは腐りなし!

雨ざらしだと、これも粉になって無くなります。

数年前、先輩が買ったDT1を愛知まで引き揚げに行って静岡に帰ってきたら、シートがトラックの荷台にすべて粉になって落ちてたのは笑えました。
(自分のじゃないからね)


ワイヤーブラシでざっと錆を落として


防錆塗料のPOR15を4回重ね塗りで、がっちりガチガチに固めておきました。


シート表皮も破れもなく柔らかいままでセーフ!


念のため、裏から液体ゴムを塗り込んで補強しておきます。
ゴムコートすることで、生地が強くなることに加えて、雨水が染み込み難くなります。

さぁぁ、問題は香ばシートスポンジをどうするかです。

リプロのスポンジもなく、程度の良さげな中古も見つからず。。。

困った困ったこまどり姉妹

なんてガレージで独り言をブツブツ言ってましたら


あら、YAMAHAのDT90か125あたりのシートを発見!


コレも古いけど、まだなんとか生きてる!


しかも!TS90のシートとほぼ同じではないですか!!


ベースと形状が異なるところを削り込んで


表側は、カチコチンチン純正スポンジから元の厚みと形状を推測しながら、シート表皮に合わせて成形して


ベースの淵には新しい淵ゴムを入れ直して


表皮を被せて!


モチモチシート完成!!!



いい具合に酔っ払ったので寝まーーすZzz



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